昨晩寺にうかがったときは暗かったこともあり、本堂の大きさの実感が掴めなかったのだが、ホテルからタクシーで到着してその大きさに圧倒される。境内の一角にかつて佐賀龍谷高校(当時は清風学園と称したそうだ)があったそうだ。前住職様の先先代様が創立者で初代校長を勤められたとうかがう。そのご縁もあって現在でもこの報恩講最終日に、龍谷高校全生徒が参拝し本堂に入りきるそうだから、その大きさが創造していただけようというもの。向拝わきの二本の枝垂桜は地元では有名なものだそうだ。
初日でもあり、外陣にて参詣の方に雑じって一緒にお正信偈をつとめる。
勤行の後、法話二席。敬愛してやまない富山の故雪山隆弘師の紹介しながらの話を進めた。
G寺様の報恩講では毎日お斎が供される。控え室でお精進のお斎をいただいていると、隣の大広間で(あるいは門徒会館と呼ぶべきなのか)聞きなれた声が聞こえる。坊守様が早速雪山隆弘師の「あえてよかった」のビデオを大型テレビで皆さんに観ていただいていますとのこと。しばらくそちらで自分も一緒に懐かしくあの「あえてよかった」の法話ビデオをみせていただく。
そして境内の超モダンな納骨堂。本堂に対する形で建てられているが正面は前面ガラス。
坊守様に送っていただきホテル着。佐賀県三養基郡の行信教校時代からの友人O君から早速電話で夕食を一緒にというお誘い。結局G寺様のご住職も昨晩に引き続きご一緒していただくことになった。
今晩もおいしい地元の食材をいかしたおいしいご馳走を頂戴。いや本当においしかったです。