午前11時、J光寺様の本堂にて仏前結婚式開始。自坊での司婚は何度も経験しているが、よそのお寺での司婚は初めての経験。本山の制定した式次第にのっとったものであるから基本的には進行は同じであるが、会場(この場合本堂)の席の並べ方など違いもある。
同じ時間、福井の千福寺でもご門徒のYさんの仏前結婚式が進行中である。こちらの司婚は若院(次男)が勤めさせていただいている。つつがなく進行しているだろうかなどと頭の隅に思い浮かべつつ何とか結婚式は終了。正直に告白すると司婚者として進行の順番を間違えてしまった箇所が一箇所あった。緊張のせいか(こうみえても小心者なのです)それとも福井のことを案じたせいか。式終了後、新婦のご両親にそのことをお詫び。笑って許していただけてほっと一安心。
福井の結婚式の様子を昨年得度した衆徒のUさんが写真に収めてくれたので、鹿児島と福井の仏前結婚式の模様を今日の日付でアップしておこうと思う。
まず福井から。
なお、こちらの写真は法務員のU氏が撮ってくれたもの。披露宴はひきつづき門徒会館りんどうホールで友人たちを招いての手作りパーティだったが、こちはら残念ながら写真はないのでご了承のほどを。
一方、鹿児島川内J光寺様での仏前結婚式および披露宴。
披露宴は鹿児島市に移動して。桜島をバックに新婦の兄弟・従兄弟(これは番外編)
以上のとおり、福井・鹿児島のそれぞれの結婚式・披露宴はめでたく終了。ご門徒の皆様、仏前結婚式っていいものですよ。
ところで、昨晩ご門徒のKさんのお婆ちゃんのご往生の知らせがあった。喪主のご子息に連絡をいれ、事情をお話して通夜・葬儀を結婚式の司婚で帰省している若院に勤めさせていただくことを了解していただいてあった。
若院はY家の結婚式の司婚と、夜のK家の通夜、明日の葬儀と僧侶にとって重要な二つの役目をあいだをおかずに勤めるという貴重な体験をさせていただくことになる。