昨年12月の行信専精会福井支部の研修会の講義記録のCD・DVDを受講生に届ける発送作業を支部長の窪田さんに寺までご足労いただいて行った。
研修会の席で、講義の記録をDVDかCDでお送りしますとお伝えしてあったのである。映像つきのDVDは全講義が2枚に収まるのにCDだと結局4枚を要することがわかった。しかし約束であるからそれぞれの希望に応じてコピーした。デュプリケーターというマシンがあるのでコピーは容易なのだが、ラベル印刷に一番の時間がかかった。
やっとそれぞれ30組できあがりましたと窪田さんに連絡入れた早速の発送となった。袋と宛名は窪田さんがちゃんと既に用意してくださってあったので後は詰めるだけ。
いつもながら窪田さんの準備や作業の手際のよさに感服。
今日は父の命日。雪こそ今日は降っていないが墓地にはそれ相当に積もっているだろう。墓参用の花を買って墓参り。長靴をはいていったものの、参道を踏み固めながら進んで行くとずぼっと足がめり込み靴の中に雪が入る。
点火点燭して阿弥陀経のお勤め。
帰りに気づいたのだが、この雪の中お墓参りした方の足跡が残されたお墓もある。
「千の風」のヒット以来、お墓参りする人の数が減ったとか、墓地そのものを購入する人が減ったとかということを聞くこともあるが、静かに亡き人を偲ぶ場としてのお墓は確かに非日常の大切な時間と空間を提供する場であると思う。長靴の中に入った雪のおかげで冷たくなった足がそんなことを考えさせてくれた。