午後、南越前町K家の法事。床の間に前門主様の直筆のお名号が掛けてあった。千福寺にも一幅下付されたものがあるが、前門主様の書にはそのお人柄が偲ばれるものがある。
ご法事は若い人も交えたたくさんのお参り。直接故人を知らない(あったことがない)こうした若い人も法事の場に身を置くことで自分のいのちにつらなる祖先の人生に思いをめぐらす大切なご縁だ。彼らに話しかけるようなつもりで法話。
法事が終わった頃、寺より電話があり、鯖江のKさんが亡くなられたとの知らせ。今年のお正月には元気で在所の皆さんと一緒にお参りしておられたのに。
今庄から春江町に向かい、S家の法事。こちらでも子供さんを含め若い方のお参りがあった。今庄のときと同じような思いで法話をする。
夜、千福寺で来月の寺院会に先立つ事前の打ち合わせの会議。