うって変わって秋晴れの気持ちのいい朝を迎える。
午前中の法要は、宗祖讃仰作法。四月の750回大遠忌法要で皆さんと一緒にお勤めして感動しましたという声が多く寄せられたので、今年から報恩講のお日中の作法として今後依用しようと決めた。
S縁寺様お導師のもと、綺麗にありがたく勤めることができた。
加藤師の法話は、お聴聞の同行集のこころに温かく染み入るものだった。彼の法話の終始一貫しているのは、「お念仏申しましょう」ということ。久しぶりに自分も彼の法話に元気を頂く。
この顔、誰か落語家に似てませんか?そう、桂文珍師匠。
ユーモアを交えながらの阿弥陀様のお話に、皆さん(私も)いつの間にか彼の世界へ引き込まれて行きます。
午後、昨年から始めたことだが、御伝鈔拝読にあわせてプロジェクターで御絵伝をスクリーンに大写しにしてゆく。行信教校在学中の3男が報恩講のお手伝いに帰省中。彼が上巻を拝読する。一生懸命練習していたようで、若い澄んだ声で拝読する御伝鈔をパソコンとプロジェクターを操作しながら有難く拝聴。
夜、お勤めが始まる時には何とお二人しか参詣がなかった。こころ穏やかならずにいたがそのうち続々と?椅子席が埋まってゆき、法話が始まる頃には20名以上はおられたかな。午後の法話に引き続き一度帰ってからまたお参りされている方の姿もちらほら。布教使さんの力量か。いやいやすべて阿弥陀様のお働き。 ようこそ、ようこそ。