このたびの新型コロナ感染拡大の問題によって様々な分野・立場で困難に直面させられている。
お寺もその一つであるが、年間の大事な法要に一つに永代経法要がある。すでに中止を決められたお寺や、縮小(例えば法話なし)などの工夫をしたうえで勤められるお寺など、様々な情報が流れてくる。
千福寺としては、縮小してはかえって密を増進することにもなりうるということで、法座の席数は減らさず、感染対策を施して実施することにした。
その一つが本堂の席の感覚を空け、もしそれ以上の方の参詣があった時のことを考慮して門徒会館をサテライト会場として法話のお聴聞ができるようにカメラ・スピーカー・プロジェクターなど設置し本堂の映像・音声をLANで配信することにした。
数日前からその準備に取り掛かってきたが本日やっと満足できる程度の映像と音声を送り再生することができた。
その他、帳場(うけつけ)そして講師と弔問の方々との間にかなり広い幅の飛沫防止拡散のビニール製仕切りを設置した。
お参りが多かったらどうしようと頭を悩ます時代が来るとは皮肉なものだ。