第15期(15年目)の日曜講座が最終会を迎えました。
お正信偈の草譜・行譜のそれぞれのお勤めの練習、昨年改訂版が出た「私たちの浄土真宗」をテキストに、浄土真宗の基本を学んでいただく講座です。
ここ数年、受講する方が減ってきて今年は3名の方が受講されました。それぞれ何かとご用事がある中、4月から9月までの毎月最終日曜日、8時半から10時までの時間を学びに充てて受講されました。
お一人、どうしてもお仕事の都合で最終の今日欠席されたので写真には写られませんでしたが、皆さん熱心に毎月お寺に通ってくださいました。
以前も書いたことですが、ご夫婦で受講された方が、「報恩講廻りのお勤めを住職と一緒に勤められるようになったことが受講して一番の良かったことです」と言われたことがありましたが、うれしい言葉でした。
その後、市内のご法事と報恩講を務め、午後は市内・春江町それぞれ報恩講を勤めました。
今年は報恩講を勤めながら各ご門徒に、前述した「私たちの浄土真宗」をお配りしています。お渡しするときの決まり文句は「茶の間の本棚にでも置いて折に触れて軽い気持ちで読んでくださいね。お願いですからお仏壇の中にしまわないで下さい。だってお仏壇の中にしまわれたらもう誰も読まないままになってしまいますから(笑い)」