月別アーカイブ: 2019年9月

脊柱管狭窄症

ご門徒の報恩講廻りが続いています。自分は本日は午前中二件のお勤め。(住職は午後、それなりにたくさんのお参り)

一件目のお宅で。

数か月前にある整形外科病院のロビーでお会いしたご夫婦。ご主人が自分の顔を見るなり、住職さん(本当は前住職)、足や腰の具合はいかがですか?

「えー、相変わらず足裏から下肢のしびれは取れません」「そうですか、実は自分は結局、脊柱管狭窄症治療の手術を受けました。おかげさまで痛みも痺れもほとんどなくなりました」とのこと。

「それはよかったですね。どちらの病院で?」「N赤(隠さなくてもよいのかもしれないが)病院です。通っていた整形外科の院長から紹介状を書いてもらい、入院・検査・即手術となり、三週間の入院生活でしたが、あの痛み・しびれが嘘みたいに消えてくれました。おかげで今は毎日最低6000歩のウオーキングを楽しんでいます」

腰の手術の結果については、受けてよかったという方と、術後もあんまり変わらないというかたと両方の意見を聞くことがありますが、この方の場合、大成功だったようで、ご同慶のいたりです。

自分も近い将来同じような手術を受けなければならなくなるかもしれないと思い、体験記を興味深く聞かせていただきました。

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十三日講

今年も、福井市S町の十三日講の報恩講のご法話のご縁をいただき、お取次ぎをさせていただきました。

このS町には千福寺のご門徒は一軒もないのですが、真宗教室に長年通ってくださっているT様のご紹介でご法話のご縁を頂くようになってから、毎年お呼び下さるようになりました。

S町の殆どがかつては農業専業の家ばかりだったのではと思われます。そして各家のお屋敷の広いことには特筆に値します。当然お仏壇もそれなりに大きく立派で、持ち回りでお講を勤めて下さる家の仏間もお客様を受け入れるだけの広さがあります。

現在は十三日講に加わっておられる家は十数軒になってしまわれたようですが、それでもこうして毎年法座を持ち回りで開いてくださっています。

この尊い伝統が少しでも引き継がれるように、法話させていただくものの責任も重大です。

法話終了後、早くも来年の法座のお約束を頂戴して、今年のお宿を勤めてくださったお宅を後にしました。

 

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